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特殊栄養培地

  • 執筆者の写真: soujyoutrading
    soujyoutrading
  • 2019年7月1日
  • 読了時間: 2分

このボトル・フラワーは、従来の日本で流通し協会もあるボトル・フラワーとは根本的に異なるもので、完全無菌状態で生きた多肉植物と培地を完全密封し、衛生面を気にする事なく、その成長過程を楽しめる今まで無かった新しいかたちの鑑賞植物です。

日に8時間程度LED照明のスイッチをオンにし照射、または太陽光を当てる事以外は、水も栄養も与える必要がありません。

現状、育成問題が無い事を検証した多肉植物のみですが、将来はユーザーお気に入りの多肉植物を職場の机の上や食卓に飾り癒してくれる製品を世に出して行こうと計画中です。


その最大の特徴を可能にするものがここで紹介する培地です。

育成に不可欠な18種類の栄養素を含有したジェルが特殊処理を経て培地になります。

ここでは基となるジェルに植物を植樹し、更にジェルを固形化し半完成品になるまでの一連の流れを簡単にご紹介します。



栄養ジェルを開発した国立大学の研究室で、米国フロリダ大学で植物学博士号を取得した教授は私と同じ1961年生まれ。

昨年大学院を卒業し助手を続けている才女。彼女が手にしているものが特殊栄養ジェル。






















研究室では約500種もの多肉植物の育成を研究中。




















試験槽で繰返し検証します。





















研究室で試作された無菌・無塵完全密封の製品。


大学を終えて量産工場へ向かう途中立寄った地元で有名な菓子店。私もお土産を買って帰りました。


















苗を無菌・無塵で移植する設備。作業風景は残念ながら撮影NG。





















移植後の苗の一次育成庫の風景。




















この工場の主要生産品は日本向けの高級蘭だそうです。

残念ながら作業風景は公開できませんでしたが、特殊栄養培度による無菌・無塵完全密封の多肉植物の量産体制は整っており問題はありませんでした。

今後は、如何に顧客ニーズに合った多肉植物を市場に出すかが課題ですが、そこにはワシントン条約に接触しないという条件があり、今後は専門の法律家と政府関係機関からの承認を得る作業になります。

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